<お遍路宿紹介>宿坊:第38番札所 金剛福寺
ご注意
本記事は当時の経験として残している記録になります、現在の営業を保証するものではありません。ご利用をお考えの場合は、施設に営業状況をご確認ください。
お遍路宿の紹介です。高知県の第38番札所 金剛福寺さんの宿坊に泊まりました。37番岩本寺さんからの90kmという道のりは、歩きならその間に2回ほど宿をとらなければならない距離です。
2016/9/23宿泊
宿坊ってお寺の一角に宿舎があるイメージですが、こちらの宿坊は境内とは離れた場所にあります。そのため俗というか家庭的な感じがあります。
2階のお部屋に通されました。
部屋数は結構あるようだ。収容人数も多い方ではないでしょうか。
トイレは共同です。
お部屋は床の間のある8畳和室です。鍵という概念はありません。
一度押し入れを開けないと安心できないのは僕だけでしょうか。冬はこたつが登場するようだ。
お着きのお菓子。
そういえば参拝がまだでした。荷物を置いて隣接の金剛福寺へ向かいます。
宿坊の前で石の展示会でもやっているのかな。
金剛福寺はどんなお寺?と聞かれたら、池があることをまず伝えるでしょう。それほど印象的な池のある金剛福寺ですが、お寺紹介はまた別の機会に。
ふと見ると、毛並みのきれいなコーギーが境内を闊歩していました。参拝を終えて宿坊に戻ると、その犬がいるではありませんか。
『ミミ』という名前らしいです。
洗濯場や風呂場、食堂などは1階にあります。宿泊者なら洗濯は無料。食事までに時間があるので洗濯をやっつけて入浴。
1泊2食で6,500円。もちろんお遍路さんでなくても泊まれます。
18時夕食。やはりカツオのたたきはマストですね。この日は僕を含めて宿泊者が6人。
箸袋に書いてあることばを食前食後にみんなで読む。こんなところにはお寺の風情が漂う。
翌朝はお勤めから一日が始まります。
棟続きになっている本坊(住職の住む僧坊)に、朝6時集合。
勤行後はそのまま食堂へ。
朝食。女将さんが「私が最近はまっている」と言うスムージーも登場した。
心身ともに満たされた感じがしました。これでまた次の寺まで進めます。