<お遍路宿紹介>民宿:住友産業保養所 なべいわ荘
ご注意
本記事は当時の経験として残している記録になります、現在の営業を保証するものではありません。ご利用をお考えの場合は、施設に営業状況をご確認ください。
お遍路宿の紹介です。山の上の札所 焼山寺(12番)から下っていくと一番最初に見えてくる宿です。『住友産業保養所』と書いてありましたが、かつての名残という感じなので、今は誰でも泊まれます。
2016/8/8宿泊
遍路宿で有名な『すだち館』が同じ集落にあるので、厳密に言えばそちらを先に目にするかもしれません。
さて、なべいわ荘の前ではかわいい番犬がお出迎え。
様子をうかがいながら寄ってきて横になる番犬。玄関に入って「こんにちは~」と呼びかけると、やさしそうな女将さんが出てきて対応してくれました。僕が通されたのは『すみれ』という2階のお部屋。
夕食まで時間があるので、いったんお部屋に荷物を置き、内湯と洗濯機をお借りします。なお、この日は天皇陛下のお気持ち表明の日でした。
今夜は宿泊客が僕しかいないらしく、内湯を沸かしていないのでシャワーだけ。けれどそんな日は、近場の『神山温泉』に連れて行ってくれるサービスがあるらしいのです。
とりあえず、汗まみれの服を洗濯機(100円)にかけ、部屋に戻る。アブラゼミの音を聴きながらお茶を飲む。
お茶菓子の量が異常。
部屋内観。
そうこうしているとご主人が『神山温泉行きますよ』と呼びに来ました。内湯を沸かしている日にはない特別待遇でした。ちなみにご主人はパンチ効いてます。
温泉から戻ると夕食の時間。
18時、食堂にて夕食。この大葉の入ったそうめんは2秒で吸い込みました。なべいわ荘は1泊2食付きで6,500円です。
旅館寄りの民宿といった印象のなべいわ荘。廊下にお遍路ノートが置いてあるあたりは遍路宿。
結願という目標を同じくする人たちに思いを馳せ、焼山寺越えの日の夜は早々に眠りに落ちました。
翌日の朝食は6時30分から。
なべいわ荘の近くの阿部酒店の自動販売機で飲み物を買ってから、13番札所 大日寺へ向けてスタートしましょう。