【お礼参り】結願の報告で高野山へ!無量光院の宿坊に泊まった
2018/01/02
お寺の方、ありがとうございます。
建物づたいに本堂へ。
朝のお勤めは撮影が出来ませんでしたが、なかなか興味深いものでした。
護摩木を焚いて炎が上がるところなんかは、一般的な宿坊ではまず見ない光景。修法されてたのは、メディアでも有名なスイス人僧侶の方でした。ちなみに参加者のほぼすべて(?)が個人客でしたが、20~30人くらいはいました。人気のある宿坊なんですね。
宿坊玄関。
タヌキ出没注意。
廊下。
部屋に戻ると、ちょうど小僧さんが朝食を運びに来ていました。
気になることをいろいろ聞いてみました。
すいません!あの、聞いてもいいですか?
あ、はい
持ち上げかけた膳を置いて、正座をする小僧さん。
このお寺には若者のお坊さんが多いようですけど、どうしてですか?
えっと、僕たちは“てらせい”としてこちらに住み込みさせてもらいながら、高野山高校に通っています。
えっと、“てらせい”ってなんですか?
お寺の寺に生徒の生で“寺生”って書くんですけど、高野山高校の生徒の中でも、お寺のお手伝いというかそういうのをしながら学校に通っている人のことです。
へぇ~、ほかにはどんな学生がいるんですか?
ほかには寮に住んでる“寮生”と、普通に家から通う“通学生”がいます。ほとんどがそっちです。
そうなんですかー。ちなみに、無量光院さんに決めたのは何か理由があるんですか?
そうですね、そういうご縁があってという感じです。
なるほど、住み込みの学生さんだったんですね。お仕事中断して話してくれて、ありがとうございました。しっかりしてるわ。僕が高校生の時はこんなに慎み深くなかったです(笑)。
朝食。
食時の観念。
いろいろお世話になりました。
あーそうそう、昨夜も気になっていたんです。こちらの桶と植物。
調べてみました。桶の正式名称は『馬盥』といい、手を清めたり、馬に水を飲ませていたタライが由来とか。宿泊した大名が乗っていた馬も、これでのどの渇きを潤したのでしょうか。
そして、植物の正式名称は『杉盛』といい、インターネットには結界を表しているとも、清めた手をぬぐうためとも書かれていました。
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