【北海道・大雪山】白雲岳避難小屋1泊ルートで大自然を満喫!

 2017/09/07  2019/08/04

カムイミンタラ~神々の遊ぶ庭~とも呼ばれる、北海道の屋根大雪山。この夏、札幌在住の友人とともに、アタックしてきましたのでレポートします。果てしなく広がる雄大な自然に囲まれながらの縦走は、ぜいたくにも程がありました。


 

大雪山、北から登るか?西から登るか?

大雪山登山では、西側からアタックして北海道最高峰である旭岳に登るのが人気コースのようです。ですが今回は、避難小屋1泊のミニ縦走で、より自然を堪能するコースにしようということになりました。具体的には、北側の層雲峡から入山して

黒岳ロープウェイ・リフト

黒岳

北海岳

白雲岳

白雲岳避難小屋で1泊

翌朝、赤岳経由で銀泉台へ

銀泉台からバスで層雲峡ターミナルへ

というルートを取ります。最後の層雲峡行きのバスに、間に合うかが重要ポイント。

まず朝一で友人と合流。友人の車で、下道を使って札幌から層雲峡を目指します。

旭川らぅめん青葉の味噌ラーメン

途中、『旭川らぅめん青葉』で腹ごしらえ。味噌ラーメン(850円)。

大雪国道(国道39号線)

大雪国道(国道39号線)をひた走る。

セブン‐イレブン上川町店

セブン‐イレブン上川町店。

胡蝶岩橋

実は『ニペソツ山』という山に本来は行く予定だったんですけど、通行止めになっているとかで、代替案として今回の行程になりました。

セイコーマート層雲峡店

最後のコンビニ、セイコーマート層雲峡店。景観への配慮とかで、いつものオレンジカラーがブラウンに。

層雲峡公共駐車場

層雲峡公共駐車場に置きっぱ(無料)。ここで身支度を整えて、歩き始めます。

ロープウェイとリフトで黒岳へ

黒岳ロープウェイ

駐車場から歩いて3分で、黒岳ロープウェイに着きます。

黒岳ロープウェイ 片道料金1,100円 往復料金1,950円

もうここには戻らないので、片道券を買います。片道1,100円、往復は1,950円。

黒岳ロープウェイ 受付

ロープウェイは20分間隔で運行中。

黒岳ロープウェイ のりば

のりば。

黒岳ロープウェイ 景色 黒岳ロープウェイ内

所要時間7分。

黒岳ロープウェイ内

登山客半分、中国人観光客半分といったところ。

黒岳駅内 黒岳駅

上に着きました。ここから黒岳リフトに乗り継ぎます。この先トイレがないようなので、ここで済ませておきましょう。

とっていいのは写真だけ 残していいのは足跡だけ

うまいこと言うわ。

黒岳五合目分岐 黒岳五合目分岐

リフト手前に分岐があって、リフトなしで登ることも出来るよう登山道になっています。

黒岳リフトのりば

黒岳リフト。もちろん、冬はスキー場ですね。

黒岳リフト料金表

片道券400円を購入。往復は600円。

黒岳リフト 花

足元に咲く花が楽しめます。

黒岳リフト

見上げれば黒岳。あの向こうにはどんな景色が待っているのでしょうか。

黒岳リフト

所要時間は8分。

黒岳七合目 森林パトロール事務所 黒岳森林パトロール事務所 入山者名簿

七合目でもある黒岳森林パトロール事務所で、入林者名簿に記入します。では登山開始!

登山道利用者数カウンター

登山道利用者の数を自動で数えるカウンター。

黒岳から層雲峡

目を凝らせば、さっきまでいた駐車場のあたりまで見えます。

黒岳八合目

七合目から20分ほどで、八合目に到着。少し汗ばみます。

黒岳中腹

黒岳頂上との中間地点。

黒岳 ミヤマアキノキリンソウ

ミヤマアキノキリンソウかと。登山道は整備されていて登りやすい。

黒岳九合目

八合目から10分ほどで、九合目に到着。

黒岳眺望

この峰のひとつひとつにも名前が付いているんでしょうね。

黒岳足元

足元の岩に合わせて次第に歩幅も大きくなるので、少し汗ばんできました。

黒岳の突起部分

黒岳の突起部分。

黒岳山頂

九合目から20分ほどで、黒岳山頂に到着。

黒岳山頂の展望図

案内板の展望図を見てもわかるように、ここからが縦走の本番。御鉢平の縁をなでるように、赤岳へ抜けていく予定です。さしあたって僕らが次に目指す山は『北海岳』です。

エゾシマリス出現!北海岳へ

黒岳石室への道しるべ 黒岳石室への縦走路

石室(石を積んで作った小屋)まで、尾根づたいに下っていきます。

縦走路からの黒岳

振り返った黒岳。

黒岳縦走路から北海岳方面 黒岳縦走路から北海岳方面

これから目指す方向なんですが、遠いのはわかるけど遮られることなく見えているので、いまいち距離感がつかめません。普段の生活で、これほど遠くの場所を見ることがないので。

「イワウメがいっぱい」看板

『イワウメがいっぱい』ではありませんでした。

石室とテントサイトが見えてきました。

黒岳石室

黒岳山頂から20分ほどで、石室に到着。時刻は14時を過ぎたころです。

黒岳石室とトイレ

トイレが併設されています。利用協力金200円。

黒岳石室のルートマップ

ルートマップが外に貼られています。時間などが詳しく書かれているので、こちらも参考にしていきます。

中に入ってみます。

黒岳石室内部 黒岳石室内部

石室利用料金は2,000円です。二段構造の、とてもしっかりした寝台。テント場の利用なら料金は500円だそう。

先を急ぎます。

黒岳石室十字分岐

十字分岐を北海岳方面へ。

黒岳石室から北海岳への縦走路

日没までには避難小屋に着いているとは思いますが、なるべく早く着いておきたいです。

北海岳へ向けて赤石川を渡渉

赤石川。熊が出そうなヤバい感じがプンプンします。

沢や小高い丘を渡渉 沢や小高い丘を渡渉

沢や小高い丘を渡渉。

大雪山グレード4

警戒ロープが無くなります。この辺りからは、『大雪山グレード』でいうグレード4。5段階中、2番目に厳しい区分に設定されています。

ウラシマツツジの紅葉

中央に注目。エゾシマリスでしょうか。

大雪山エゾシマリス 大雪山北海岳エゾシマリス

ぐうかわ。紅葉の始まったウラシマツツジとの共演。

大雪山系烏帽子岳

頭が出てるのは、烏帽子岳で合ってますか。

北海岳への縦走路

こんなところを歩けるなんて幸せですね。

綿毛のチングルマ

花が終わったチングルマ。

北海岳から黒岳

振り返れば黒岳。

北海岳山頂

黒岳石室から80分ほどで、北海岳山頂に到着。少し肌寒くなってきました。

北海岳山頂標識北海岳分岐

御鉢平を囲む外輪山にあたる部分はここまで。景色以外特に何もないので、次の白雲岳に向けて出発。

今夜は白雲岳避難小屋に泊まるぞ!

北海岳から白雲岳へ 北海岳から白雲岳へ

ジオラマかっての。

北海岳稜線

北海岳の稜線に登る人の姿が。

北海岳から白雲岳へ 北海岳から白雲岳への縦走路

ロープなどはないのですが、縦走路っぽくはなっています。道を外れて植物を荒らさないように気を付けましょう。

北海岳から白雲岳へ

太陽が低くなってきました。

北海岳から白雲岳へ

黄色い目印が付いているので、道に迷うことはないと思います。

白雲分岐

北海岳山頂から50分ほどで、白雲分岐に到着。

黒岳石室のルートマップ
黒岳石室のルートマップより

現時点で16:30。白雲岳のピストンをせずに白雲岳避難小屋へ向かうという選択肢もある中、「ここに荷物を置いて白雲岳に登ろう」と友人。

白雲分岐で荷物をデポ

ヘッドライトなどを取り出し、荷物はここにデポ。

白雲岳への縦走路

重い荷物の友人は、しきりに楽だ楽だと言っています。

白雲岳への縦走路

白雲岳は上の方だけガレ場になっていますね。

白雲岳山頂標識 白雲岳三角点

白雲分岐から20分ほどで、白雲岳山頂に到着。三角点ゲット。ちょうどガスったタイミングで、景色が見られなくて残念。矢庭に引き返します。

白雲岳ガレ場

あの岩が重なっているのは、ひび割れてああなっているのかどうか議論。神々が遊んで乗っけたという結論に至る。

ガスる白雲岳 白雲岳縦走路からの景色

歩いてても寒く感じるようになってきました。

白雲分岐に戻る

白雲岳山頂から20分ほどで、白雲分岐に戻ってきました。

白雲分岐から白雲岳避難小屋へ

置いていた荷物を背負い、白雲岳避難小屋に向けて出発。

白雲岳避難小屋

さっそく小屋らしき建物が見えます。

白雲岳避難小屋

すごい立地です。右側に見えるのはテン場のようです。

白雲岳避難小屋 白雲岳避難小屋

丘の上にぽつねんと。

白雲岳避難小屋

まずはテン場に到着。

白雲テントサイト 白雲テントサイト 利用料金は1人300円

白雲テントサイト。2張りあります。利用するには1人300円の協力金が必要です。

白雲岳避難小屋

白雲岳避難小屋。白雲分岐から30分ほどで到着。

白雲岳避難小屋 白雲岳避難小屋入口

なんとか18時前に着けたので良かった。

トイレはきれいに管理されている感じがします。使用済みのトイレットペーパーは、持ち帰るよう注意書きがあります。

白雲岳避難小屋 領収証

この季節、小屋内には管理人が1、2人常駐しています。管理協力費1人1,000円。こちらは一応『避難小屋』なので、ここで宿泊を予定する際にはテントは携帯してください。

小屋は2階建てになっており、1階には外国人が2人くらい、2階には6人ほどすでに利用者がいるとのこと。2階の方が暖かいとのことなので、階上へ。

白雲岳避難小屋2階

“避難小屋”という言葉のイメージとは違い、とてもきれいに管理されている印象です。

白雲岳避難小屋 漫画

漫画が置かれています。ラインアップは『蒼天航路』、『沈黙の艦隊』、『ゴールデンカムイ』など渋いチョイス。

白雲岳避難小屋2階の天井

天井には、濡れたウェアを干せるネットが張られています。

白雲岳避難小屋内で自炊

本日の晩ごはん。僕は、友人が用意したものを食べるだけです。てへへ。天候によるのかもしれませんが、この日は小屋内で火を使ってもいいとのことでした。

白雲岳避難小屋の窓 白雲岳避難小屋の時計

消灯は20時となっていますが、周りの人々はお疲れなのか明日への備えなのか、18時の時点ですでに寝る準備に入っています。バスの関係で、明朝7:00には銀泉台に着いていたいので、僕らも早めの就寝。

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