マンションの部屋を間違えてしまった話

 2018/01/04  2018/05/01

年末にやらかしてしまいました…。僕はマンション暮らしなのですが、階数を間違えて他人の家を開けようとしてしまいました。住人からは叫ばれる始末…。


決して酔ってたわけではありません。原因はわかっています。エレベーターに乗った段階でひとつ下の階のボタンを押してしまったんです。単なる押し損ないです。もちろんすぐに気づいて、自分の部屋の階のボタンも押しました。

 

普通はそこで事なきを得るわけですが、僕はそのあとスマホに目を落としてしまいました。それがいけなかった。

 

僕は元来注意力が散漫です。コンタクトをつけていない目から必死にコンタクトをはずそうとしたり、ジャンプとサンデーを間違えて買ってきて「今週読み切り多いな」と思いながらしばらく読んだり、会計前の商品を無意識にカバンに入れたりします。

 

そんな人間がスマホの操作中にエレベーターのドアが開いたらどうすると思いますか。そうです、降りるんです。

 

そして自分の部屋の前に着いたとき、今にも閉じようとするドアから見覚えのない女性の姿が見えました。ちょっとだけ焦りましたが、義理の姉でも来てるんかな?と思い、そのドアを開けようとして引っ張りました。

 

するとその女性は「きゃあーっ」と悲鳴を上げました。よく見るとやはり知らない女性でしたので、僕も「うわぁっ」っと叫んでしまいました。冷静に考えると、義理の姉が僕の住んでいるマンションを訪れたことなど一度もありません。

 

締め出されるようにドアは閉まり、内側から鍵がかかりました。その瞬間にやっと、僕が間違って下の階の他人の部屋に入ろうとしたことに気づいたのです。コレはやばい。自分でも怖くなりました。締めようとしたドアから見知らぬ男が入ってきたらめっちゃ怖いですよね。

 

思わぬところで“ながらスマホ”の怖さを知りました。

実はコレと逆の経験もしています。5年くらい前の話です。就寝中に妙な物音を聞きました。耳を澄ますとそれは玄関の方からで、どうやら外から誰かが玄関のカギを開けようとしているんです。時計を見れば、Ah Ah 午前5時ですよ。まず頭に浮かんだのが空き巣です。ベッドから起き上がってドアに近寄ると鍵穴をカチャカチャやっているようなのです。ドアには外をのぞく用の穴が付いてありますので、「コレもし開いたら鉢合わせだな」と思いながらものぞいてみました。すると、スーツを着た男が一人カチャカチャしていました。

 

やばいやばい、見覚えのない人間です。軽く着替えてから再びのぞきこんだら、ブツブツ言っているのが聞こえました。「なんで開かないんだ」みたいなことを言いながら、ユラユラ揺れていました。もしやこいつは…と思っていると、今度はノブをガンガン引っ張ってインターホンを押してくる始末。ブツブツしゃべりながら空き巣をする奴はいないでしょうから、ただの酔っぱらいだとその時確信しました。

 

自発的に気付いてくれるのを待ってましたが、残念ながらドアを開ける事にすごい執着されている様子で一向に止める気配がありません。周りの居住者にも迷惑がかかりますので、やむなく対応することにしました。僕が比類なき勢いでドアを開けると、そいつは「間違えました、すいません!」と瞬時に謝ったのです。意味が分からない。逆に“ドアが開いたことにびっくり”みたいな顔をしたので、『同居人でもいるからインターホン押したんじゃないのかよ』と思い呆れました。

 

それより何より、おでこに“肉”の文字を書かれているんです、彼。なんにも面白くありません。一番それが腹立たしかったんです。彼はバツが悪そうにそそくさと去ろうとしたので、「何階に行きたいんですか?」と聞いておきました。そうかそうか、この下の奴ですか。「おでこに肉って書いてありますよ。」と伝えると、「ハイ」とだけ返ってきました。いや「ハイ」て。

 

その後ろ姿を思い出すたび、もっと突っ込みようがあったかなと後悔しています。そういえばそいつの部屋のドアを開けてしまったことになるのか。いやはや、まさか自分が同じことをするとはね。。

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