【ピワン】吉祥寺ハモニカ横丁 たった5席の行列カレー屋!
移転
ピワンは2020年1月から、イベントスペース&カフェ『キチム』に移転しています。
〒180-0004
武蔵野市吉祥寺本町2-14-7 吉祥ビル 地下1階
東京・吉祥寺に行列ができる激ウマカレー屋があるという。しかも、個人的に盛り上がっている、シャバシャバカレーだというから行かない手はありません。
ピワン(piwang)への行き方
その激ウマカレー屋ことピワン(piwang)は吉祥寺北口のハーモニカ横丁(ハモニカ横丁とも)の中の店のひとつです。駅前の横断歩道を渡ったら、そのまま左(西)に進みましょう。
そして、モルガン宝飾店と上海焼き小籠包の間の小道に入りましょう。10mくらい進むとすぐに見つかります。
占い屋さんの向かいのオレンジのカーテンが、ピワンの目印。どっちも見た目は占い屋です。
平日夜に訪れたのですが、店内をのぞくとラッキーなことに空席発見。立ち2席と座り3席の計5席!何より調理スペースがメチャメチャ狭いです。ご主人大変そう。勝手にイメージしてたのとは違う、優しそうな若いご主人です。
チキンカレー
ぬくい光を放つ白熱電球を眺めていると、チキンカレー(850円)が登場。いや、境目よ。シャバシャバカレーの侵入を防ぐように、ご飯がピッシリ整えられています。
カレーの中には、カスリメティやカルダモンが浮かび、ローリエが沈んでいます。クセになりそうな味です。
ホームページによると、1人で静かに食事を楽しむ方を大切にしているとのこと。3人以上で行くとご主人が困ってしまうので、カレー好きなら空気読んでください。
ハーフ&ハーフ(2種盛り)
クセになりましたので、休日の夜にも行きました。すると、行列ができていて、10分ほど待ちました。
この日は、2種盛りカレー(1,000円)を注文。『チキンカレー』と、“今日のおカレー”である『合挽き肉とカボチャ』のハーヘンハー(ハーフ&ハーフ)。
見たところほとんどの人が、こちらを頼んでいるような気がします。そして、みんなスマホでカシャリ。まあ、これは撮るでしょうね。
もちろん味が伴っているから、行列になっているわけですが。そして僕を最後に、この日は売り切れとなりました。
ピワンのカレーには、決壊させながら食べる楽しさがあります。これはジャポニカ米にインディカ米が混ざっているのかな。ちなみに、卓上の液体は、ナンプラー酢(ナンプラーとお酢を混ぜたものらしい)とのこと。
合挽き肉とカボチャのカレーの方が合うかもとのアドバイスに従い、ひとすくいかけてみる。“さっぱりとしたチーズのような味”に変化しました。(表現微妙だったらすみません)
限定メニューの3種盛り
ピワンには普段メニューに出ていない『3種盛り』というのが存在しています。これはお正月限定メニューということもあり、お目にかかったことのある人も少ないと思います。
今回、原宿のキットギャラリーにてイベント形式で提供されるらしいので、予約をした上で行ってきました。
ペーパーマットに「2019年もお正月ピワンATキットを開催することができました!」と書いてあります。ということは毎年の恒例イベントなんでしょうね。
今日はご主人のほかに数名のスタッフさんがいます。5つの時間帯に分けられていて、1度に10人のお客さんが席に着くことができます。
来ました、ピワン3種盛り+オマケ(1,500円)。豪華な感じがして、なんかめでたい。
『ド海老』。海老の風味を堪能できる、シャバシャバタイプのカレー。
『ほうれん草キーマ』。スパイスが静かに香るキーマには、周りから「ほうれん草のおいしい…!」の声が漏れ出るほど。
『冷製ヨーグルトチキン』。パクチー香るライタのような一品ですが酸味が抑えられていて、ご飯とも相性ばっちり。鶏肉がほぐし身である点も趣向が凝らされていますよね。
オマケにあたる『黒胡麻坦々キーマ』と、紫キャベツの酢漬け。
硬めに炊かれたターメリックライスを壊すと、隣のカレーと混ざり合ってふたつとない味になります。
尖っている物があると、人って妙な不安を覚えますよね。この3種盛りでは食べることでそれを無くしていけるので、おいしさと安堵感の相乗効果があるんでしょうね~。自分で書いててちょっと何言ってるかわからないんですけどね。
行列を避けるには
「お店の混んでない時間はいつですか?」と尋ねたところ、
「夜は空いています。特に日曜の夜は、空いていることが多いです。」とのことです。基本的には、昼の部より夜の部の方が空いているとのことなので、夜に行ってみては。もちろん、1人か2人でね。
早めに売り切れてしまうこともありますので、行くときにはピワンさんのツイッターを確認することをオススメします。