コピーライター養成講座の『金の鉛筆』が就職に使えるってホント!?
『金の鉛筆』
この言葉でピクッとした人は、宣伝会議『コピーライター養成講座』を受講していたはずです。さも一家言ありそうな顔をする人もいれば、初恋にも似た切なさを感じる人もいるでしょう。
「色鉛筆の金色ってなくなるの早いんだよね~。」そう思った人のために簡単に説明すると、コピーライター養成講座でもらえる金色の鉛筆のことです。この鉛筆をもらうために、受講生は必死になるのです。
たかが鉛筆にどんな価値があるのかって?まずWikipediaではどういう説明になっているかといいますと、
講座で複数回出題される課題を、プロのコピーライターである講師が評価。100名以上の受講生の中で上位10位以内に入った受講生に送られる鉛筆。鉛筆の端には数字(順位)が入っているものと、そうでないものがある。金の鉛筆を複数獲る受講生は、その期の講座受講生全体の中でも評判になる。
コピーライター養成講座#金の鉛筆 - Wikipedia
該当者がない時は10人に渡されない時もありますし、業種別にクラス分けをしている時なんかは1クラス40人とかになるんで狙い目です。
これはスタッフの方から聞いた話です。コピーライター養成講座を受講したある女子学生が、広告系企業の面接で養成講座に通っていたことをPRすると、面接官は学生にこう尋ねました。
「金の鉛筆は何本もらいましたか?」
女子学生は『どんな課題でどんなコピーが評価されたのか』などを一生懸命面接官に伝えたところ、その場の空気が和やかになり話も弾んだそうです。そして後日、その会社から内定をもらったそうです。
企業に金の鉛筆が認識されていることを証明するようなエピソードです。まあ、鉛筆の獲得本数で採用・不採用が決まることはないと思いますが、センスを印象付けたり、インパクトを残すには十分すぎるネタにはなると思います。
実際、金の鉛筆をもらったコピーをポートフォリオにする人もいるみたいですからね。手段であって、目的じゃないのかもしれません。
とはいえ、金の鉛筆をもらうということは、それなりの努力をしたということです。『頑張って課題に向き合うこと』は『鉛筆を獲得する』ための必要条件なのですから。
僕が2本しか鉛筆をもらえなかったことは伏せておくとしよう。
(生まれ持ったセンスでもらってたやつ爆発しろ)