中央林間ってどんなところ?
渋谷駅を利用するとよく目にする“中央林間”の文字。毎日のように見ている人でも、実際に中央林間へ行ったことがある人はあまりいないのではないかと思うのです。(中央林間から乗ってくる人以外は)
しかし、そこは空想上の都市でも、修羅の国でも、幻の大地でも何でもないんです。ですから気になったら行けばいいのではないでしょうか。まさに乗って来てくれと言わんばかりの行き先表示。
そう思うと無性に行ってみたくなりませんか?その単語の持つ意味から、「雑木林の中に駅があるのかしら?」と考えてみたくもなりますよね。というわけで実際に行って、どんなところかを見てみましょう。
(何度か訪問して撮影しているため、昼夜・夏冬が混ざってます。それぞれの中央林間をお楽しみください)
目次
1 中央林間周辺を散策
2 飲食チェーン店を比較!
3 中央林間のご当地商品とは?
4 QBハウスとしぶそばの内部構造
5 中央林間ダッシュって実在するの?
中央林間周辺を散策
渋谷から東急田園都市線に乗り、30分ちょっとで着きました。イメージよりかなり近い。
改札を出た所に周辺地図があります。
この辺りには高校野球で有名な東海大相模があり、夏の甲子園優勝の号外が配られていました。
ではさっそく歩いてみましょう。何があるのか楽しみですね。
ではまず小田急側である西側エリアへ抜けてみましょう。
いきなり飛行機がお出迎えです。厚木基地が近くにある関係で、定期的に上空に現れます。
旅客機と比べて低空で飛行するので、その音に軽く面食らいます。
やまとんGOというコミュニティバスが通っています。ヤマトンは大和市のキャラクターで、はっぱの妖精だよ。
駅の周辺には、夜はザ・繁華街みたいになる場所があります。(ラーメン岩佐駅前店の隣)
とはいえ、少し離れると閑静な住宅街が広がります。
相模カンツリー倶楽部というゴルフ場に突き当たりました。この向こうに東海大相模があるようです。
そこから南下すると、ようやく林間っぽい景色が現れます。
無理矢理探した感あります。いや、意外と緑が少ないんですよ。
毎週木曜日には、市営緑野住宅(高層)北側広場で夕やけ市が開催されます。
地元農家の方たちが、生産した野菜を売りに来ています。
仮のチャリ置場もあります。
すぐ脇を小田急江ノ島線が通っています。
標語が多め。
聖セシリア女子中学校・高等学校があります。
再び中央林間駅に戻ってきました。今度は東急側である東側エリアを散策します。
こちらはわりと高層マンションが多い印象です。
作りかけのマンションとぶどう畑。
このあたりの月見野遺跡からは、狩猟具である尖頭器が出土しているらしいです。つきみ野駅の領域まで入ってしまうのでこの辺りで方向を変えて、
東急田園都市線の上を通過。
歩行者専用遊歩道、ほほえみ通り。
やはり、飛行機が忘れた頃に飛んで来ますが、信号待ちの人が手持ちぶさたで“しょうがなく”顔を上げるくらいで、往来の人々は全く気にする様子はありません。日常に溶け込んでいる風景なのかもしれません。
見た通り、基本的に中央林間は普通の街です。神奈川県大和市にある普通の街です。林に囲まれた街ではありませんでした。イベントや祭りなども定期的に行われているようです。
こちらは2015年11月29日に行われた中央林間マルシェ。東急ストア前は手づくりの物を販売する市場となります。手づくり体験ができるワークショップは子供たちでにぎわっています。
年に2回マルシェは開催され、出店ブースを求めてたくさんの応募があるようです。
ここまで見てきましたが、どうやら地域性は悪くなさそうです。けれど、実際に住みたいかどうかは別の話ですよね。
次ページでは、スーパーや飲食店について調べます。