かかとが痛くなるので、ゴローで『S-8』を調整してもらった
先日、ゴローの『S-8』で初めて山登りをしたときに、途中から右足に痛みを覚えてしまいました。なんかの間違いであればいいなと思っていたのですが、平地を歩いたときにも同じ症状になりましたので、ゴローで調整をしてもらうことにしました。
先日の記事↓
初登山のあと、何回か履いて近所を歩きました。勤め先からの帰り道にも履きましたよ。原因を探るようにね。やはり、見事に同じ箇所が痛むようです。
右足の指先とかかとです。特にかかとの方は、今日は大丈夫かなと思わせて、徐々に擦れた痛みが蓄積してきて辛抱たまらなくなるのでやっかいです。ヒモの結び方を工夫したりして少しは和らぐものの、根本的な解決にはなっていないので、ゴローさんに相談しに行きました。
S-8を受け取って以来のゴロー往訪です。ご主人の森本さんがいましたので、僕のS-8を見せながら痛くなる場所を伝えました。
実際に履いて見せたところ、やはりまだ痛みを感じません。履き始めは違和感が無いのです。やべー、どうしよう。
あー、当たるわ!
本当に障るんだとわかってもらえたうれしさと、一瞬で察知する職人技への驚きが交りました。どうやら、S-8のかかと付近の芯材が硬いことが、痛みの原因のようです。
さっそく調整に入ります。見たこと無い器具でS-8をこねくり回す森本さん。
『ピンチクリアー』という器具らしいです。当たっている芯材をほぐしてくれてます。
このように浅めに履きながら、グリグリと体重をかけてほぐすやり方もあるそうです。
これを1日に5,6回やったらしんどいらしい。森本さんは76歳ということですが、誰がやっても重労働には違いない。
指先の部分もほぐしてもらいました。このピンチクリアー、持たせてもらいましたが非常に重かったです。
意外にも森本さんは愛猫家のようでして、靴そっちのけで猫談議に花が咲きました。
履いてみた感じもやわらかくなった感じがしました。まあ、数キロ歩いてみてないので、これで解決と言い切れるわけじゃないですが。
「また試しに歩いてみて、ダメだったら持ってきてくださいよ」と話す森本さん。ゴローの良さはこういう所なのかなと思ったりもしました。いわゆる”アフターケア”が万全なのです。というか、本番はここからかもしれません。調整と山行を繰り返して、自分のS-8を作っていくということだ。
最後は、「次は夏山だね」と送り出されました。