【神保町・キッチン グラン】魅惑の洋食店に通ってわかったこと
いやー、一度入ってみたかったんですよ、『キッチン グラン』。喫茶店のような外観ですが、“キッチン”ってところがそそります。
見てください、ドアの白文字。ランチタイムのサラリーマンが、次々とこの中へ吸い込まれていきます。薄暗くて中の様子を窺い知ることができないので、まずは店頭の料理サンプルを確認。
神保町は白山通り沿いのお店。しょうが焼、ハンバーグ、メンチカツ。オーソドックスな洋食を定食で提供するようですね。
それにしても不思議です。すき間の目立つ店頭のディスプレイにも、趣きを感じてしまうのですから。でも、味も確かなんでしょう。だって店先にシクラメンを飾ってある店は、だいたい良い店に決まってますからね。
しょうが焼(ライス・みそ汁付) 700円
親父さんとおばちゃんで切り盛りしているようです。キッチンを囲んでいるL字カウンターに着席。集成材テーブルの、木目が美しいこと。清潔感があり、触り心地も悪くない。
テーブルのレビューはさておき、まずはしょうが焼からいただくことにします。
醤油ベースの甘辛いしょうが焼は、ご飯が進みます。しかも結構厚みのある豚肉なので、食べごたえがあります。付け合わせには、キャベツの千切りと具なしナポリタン。
このしょうが焼は、ほかの定食のサブとしても使われています。
メンチカツ しょうが焼 盛合せ(ライス・みそ汁付) 800円
メンチカツもしょうが焼も食べたい人はこちら。こちらを頼んでいる人が結構多い印象です。
メンチカツには、デミグラスソースがかけられています。食べても一瞬気付かないくらい、メンチとマッチしています。
全然関係ないのですが、おばちゃんが前回の人と違います。
ハンバーグ しょうが焼 盛合せ(ライス・みそ汁付) 860円
こちらは、ハンバーグがメインの盛り合わせです。
玉ねぎの甘さがあふれる、手作りハンバーグ。こちらにも、デミグラスソースがかけられています。
またまた、おばちゃんが前回の人と変わっています。いったい何人在籍しているんでしょうか。
とんかつ(ライス・みそ汁付) 750円
ドアを開けて中に入ると、見たことのないおばちゃんが出迎えてくれました。
この日は、とんかつを注文してみました。
これもデミグラスソースかなぁ。万能か。もっとパンチ効かせたい人は、卓上の中濃ソースをお好みで。
肉にはいい感じの厚みがあるので、満足感があります。次来るときは、とんかつ・しょうが焼の盛合せにしようかと思います。あとおばちゃんのコンプリートもしたいです。
また、キッチングランの影の主役は、テーブルと言ってもいいかもしれません。大衆食堂によくあるメラミンテーブルも好きですが、この木目のテーブルも味わい深いです。テーブル目当てでリピありです。