「なるほどですね」を置き換えるとしたら

 2014/11/22  2018/05/02

「なるほどですね」
昔、職場で流行っていた言葉です。上司がよく使っていて、その職場でしかついぞ聞いたことがありません。当時はふざけて同僚とマネしていましたが、なかなかどうして良い表現だと思うのです。

もののサイトによると、あまりいい言葉ではないから、「おっしゃるとおりです」「さようでございますか」などに置き換えをするべきとあります。しかし本当にそうでしょうか。ちょっとニュアンス変わってきますよね。


客や取引先と話している時、「なるほど」と言いたい場面があります。しかし「なるほど」では言い方によっては不適切になります。例えば「なるほど?」と語尾をあげれば、「ほう聞こうじゃないか」といった具合に相手の立場を下げかねません。これでは話す方の印象も良い訳がありません。

かといって「なるほど~」だとやはり距離が近すぎてしまうので、客商売では使う言葉ではないのかもしれません。しかしある程度は客に寄り添いたい(寄り添ったフリをしたい)というもの。「さようでございますか」では発言する機会を自ら逸し、「おっしゃるとおりです」では迎合が過ぎるばかりかイエスマンを宣言して対話の土俵を降りるようなものです。

そこで「なるほどですね」の出番です。ここには「なるほど、はいはい言いたいのはそういう事ですよね、ええお気持ちわかりますとも、そう考えるのも至極当然ですね」という感情が込められています。上下の歯を合わせたまま息を吸い込んだときの「シーッ」というのを前に付ければ言う事なしですね。もし置き換えるとしたら、ちょっと早めに言う「なるほどなるほど」ですかね。いずれにせよ言い方っていう。

それはそうと「なるほど」の使い手減ってきてますよね。僕が思うに、もう使い方自然なの渡辺篤史しかいません。室内の梁を見渡していつか言ってみたいですね、「なるほど、わかりました」って。何がわかったんだかわかんないけど。

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