シーズン最終日のトモエ館

 2013/09/25  2018/05/02

先日の富士登山では八合目の150mほど上の地点に位置する本八合目トモエ館に宿泊しました。八合目を後にしてつづら折りの道から見上げると、あの妙なフォントの看板が目に入ってきます。

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9月22日は今年の最終営業日の前日でした。宿泊者はこの日の受付が最後となります。僕がチェックインしたのは6時ごろだったのですが、たくさんの人でニギニギしてました。

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それもそのはずで、山梨側では七合目トモエ館と本八合目トモエ館以外の山小屋は営業終了しており、選択肢が他にないので自然と人がここに集まるのです。この後も団体が80人ほど来るという話をスタッフさんから聞きました。

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晩御飯はハンバーグカレーです。お茶も一杯ついてきます。一杯目はサービスですが、ポットに『一杯100円』と書いてありましたので、二杯目以降は有料なのでしょう。

出発までの間、仮眠をとったり食堂で登山者同士交流をしたりなどして時間を過ごします。僕は2時ごろに食堂で過ごしていたのですが、一人二人が入れ替わりで現れるくらいで静かな時間でした。通りすがりの外国人登山者が「味噌汁頼んだら中で飲めますか?」的なことを尋ねてて、僕は手元の文字を追うふりをしてどう対応するのかに耳を傾けていました。するとスタッフさんは「中はダメです。外でお願いします。」と言いました。積雪こそまだとは言え、外は尋常じゃない寒さなのです。外国人は「ヒドイ…」と残し出て行きました。

一見“おもてなし”を逸した対応に感じますが、宿泊者の睡眠を守りたいという気遣いなのです。客商売の難しいところですが、苦慮の末にこの対応に落ち着いたのでしょう。

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朝飯は寿司(助六)か炊き込みご飯の弁当のどちらかを選ぶことが出来ます。ここで食べて行く人と、ザックに詰め込む人に分かれます。

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3時から3時半に出ると5時前の日の出に間に合うとのことで、出発ラッシュの食堂は人の出入りが激しくなります。山小屋の朝は早い。

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防寒装備を整えヘッドライトを装着したら、目指す場所はひとつです。笑顔で頑張ってと送り出され、登山者はここからラストスパートをかけます。

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