ここ原産!禅寺丸柿まつりに行ってきた | ジジイの氷割り

ここ原産!禅寺丸柿まつりに行ってきた

 2022/10/02
撮影日2010年10月17日

※本記事は2010年の禅師丸柿まつりのレポートです。

柿と寺の町、神奈川県川崎市は柿生に実地調査に行ってきました。待ちに待った「禅寺丸柿まつり」なのです。柿生は柿の産地として有名ですが、今回主役である『禅寺丸柿』というものが日本最古の甘柿とされているのです。禅寺丸は最近では市場に出回らないようですが、ここ柿生では発祥地ということもあってこの時期に数年前からおまつりが催されているようです。流通してない禅寺丸を食せる良い機会なので、これ幸いと柿生を訪ねました。

王禅寺

小田急・柿生駅から少し東に、禅寺丸の原木がある王禅寺があります。江戸時代に関東に広がっていった禅寺丸柿は、この王禅寺の境内の柿の木が元になってるんですね。だから『(王)禅寺(の)丸(柿)』。まずはこのルーツを押さえとこってことで、いざ王禅寺。

樹齢450年とも言われます。人間でいえば戦国時代の人と会ってるようなもの、いやあロマンですなあ。合掌。
記録によると、ここに禅寺丸が自生してたのが鎌倉時代にはすでに確認されてるそう。人っ子ひとりいませんが大丈夫でしょうか。
お祭り会場である駅前広場へ向かう。

王禅寺柿まつり会場

ロータリーには溢れんばかりの人間が!

商店街主催のおまつりなので距離感が近くていい感じです。手を伸ばせば司会のオバサンに触れそう。

ひょっとこがスタンバイしてる。プログラムによるとお囃子、種飛ばし大会、商店賞抽選会、けん玉教室、かきまる君紙芝居、種飛ばし大会(2回目)、バルーンアート、吹奏楽部演奏、フロンターレ選手サイン色紙プレゼント、柿生○×クイズ大会種飛ばし大会(3回目)……。柿絡み少なくて苦心してそう。

種を飛ばす小学生

静まり返った王禅寺とは無関係のような盛況ぶりです。あの原木は本当に原木だったんでしょうか…。

一袋200円なので試しに買ってみました。ピンポン球をひとまわり大きくした位の実は歯応えがあって『柿の種』みたいな柿の種を内包しています。

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