<閉店>【西新宿・はしおバザール】スパイスの使い方が絶妙な隠れた名店
2020年9月25日閉店
2022年夏に長野県で開店を予定されているそうです。はしおバザールさんの最新情報はツイッター、またはインスタをご確認ください。
(※以下は、西新宿で営業されていたときの情報です)
高層ビルのあるところにサラリーマンあり。サラリーマンあるところにうまいカレー屋あり。オフィス街がカレー激戦区となるのは、もはや自然のことわりというほかありませんね。今回は『はしおバザール』を紹介したいと思います。
オフィスビルひしめく西新宿の裏路地にたたずむはしおバザール。なかなか見つけづらい場所にあるかと思います。
西新宿は『コチン ニヴァース』とか『もうやんカレー』とか『きんもち』とか、いいお店が多いですよね。しかもその3つ全部がほぼ十二社通り沿いっていうのも興味深い。そして、何を隠そうはしおバザールもその十二社通り沿いにあるのです。
お隣の『じゃがいも亭』も気になりますが、はしおバザールのメニュー看板を見てみましょう。
はしおバザールはダイニングバーの形態となっているようですが、ランチタイムはカレーを提供しているみたいですね。ちなみに訪問時は5月。
ハシオカレー 850円
ポークキーマ 950円
ビーフキーマ 950円
ハーフ&ハーフ 950円
お手並み拝見ということで、店名の一部を冠する『ハシオカレー』を頼んでみます。メニューには「はしおバザールの原点のカレー」と書いてあったので、これを食べればってことだと思います。あと、一瞬上から目線になってすいませんでした。
キッチンのご主人(男性)と、ホールの女性の2人で切り盛りしている模様。
ハシオカレーの中から、100円増しのフライドチキンを選択。950円。
だんだんとズームする感じで迫ってみます。豆苗と思しきグリーンが添えられています。ご飯はクミンシードと一緒に炊き込んでいるっぽい。
一口食べると、多様なスパイスが香る中にも、じっくり甘みを引き出した炒め玉ねぎの優しさが感じられます。豆苗も割と合うもんですね。フライドチキンということですが、イメージとしては、いわゆる竜田揚げや唐揚げに近い感じです。これがまたいい!
注文後、キッチンからパチパチと音があがっていたのはこのためで、じゅわっと揚げたてのチキンにもお店のこだわりが表れています。これが作りおきで冷めてて…ってなると、お店の印象はずいぶん変わってきますもんね。
さて、次はハーフ&ハーフに挑戦します。
ビーフキーマとポークキーマのハーフ&ハーフ、950円。
先ほどと同じクミンライスの両端に、2種類のキーマが盛られています。
ビーフキーマは、牛の脂とクローブの香りが心地良い!メニューの説明に「インドの牛丼?」と書いてありますが、わかるー!という感じです。かき込みたい。
くるっと一回転して、こちらがポークキーマ。トマトの風味が効いています。2種キーマのバランスが良く、食後の余韻も楽しめました。
また、7月に訪問してみると夏メニューに替わっていました。
ラムキーマ(夏) 950円
シーフードカレー 950円
夏って何なんでしょうね。
ラムキーマ(夏)とシーフードカレーのハーフ&ハーフを注文、950円。
いいですね。個人的には量もちょうどいいと思いますが、+150円で大盛りにできます。
こちらがラムキーマ(夏)。羊のいいとこ出てますね。羊肉苦手な人は、これ食べれば好きになると思います。そして、鷹の爪を揚げたのが入っていて、食べるとマイルドなんだけど汗が一気に噴き出るので気を付けよう。
くるっと一回転して、こちらがシーフードカレー。ブイヤベース的な旨味とスパイスがMIX。
まとめ
抽象的な表現で申し訳ないのですが、ハシオカレーと比べてキーマはカレーカレーしていません。どっちかというと、ご主人のスパイスの妙技を楽しむつもりいるといいかもしれません。
カレーが原点とありましたが、キーマでの遊びがご主人のベースのような気がしてなりません。立地も含めて隠れた名店と言っていいかもしれません。また来る。
介護をもっと好きになる情報サイト「きらッコノート」さんで、本記事が紹介されました!ぜひご覧ください。