インディカ種のお米を立たせる
चावल खड़ा करने के लिए.
米起來。
インディカ種というお米の種類があります。いわゆるタイ米などに代表される長ーいお米です。
僕はそれを食べたことがありません。平成の米騒動と言われた時も、幸か不幸か口にする機会がありませんでした。ぜひ食べてみたい。
スーパーで買う
東南アジアに行かなきゃ食べられないとはさすがに思いませんが、ネットショッピングで取り寄せるというのも初物の頂き方としては無粋な感じがしたので二の足を踏んでいました。
そんな時ふとスーパー(ハナマサ)で売っているのを見かけたので買ってみることにしました。
ちょうど米を切らしていたというのもあり、迷わず5kg2,880円を購入。割高な気がしないでもありません。「これが米の関税778%か…。」TPPに想いを馳せつつ、筋トレばりの米の重さにヒーヒー肩を言わしながら何とか帰宅しました。
ジャスミンライスとはタイ米の中でも高級ブランドで、香りが良いのが売りだというのです。これは、味への期待に胸が膨らむというものです。
味への興味もさることながら、気になるのはやっぱりこの形状。これを見ると、デイリーポータルZの『お米を立たせる』という記事を真似してみたくなってきます。こちらの記事でも言及されていらっしゃいますが、『米が立つ』とは、歯ごたえがあって張りがあって一粒一粒が独立していてとか、曖昧なイメージが先行します。でもやはり物理的に立つのが見てみたいのです。この長い米がどのように立つのかを!
炊飯器で炊くのもいいんですが、調べてみると向こう(東南アジアとか)では茹でてから湯切りし蒸らして仕上げるようで、工程にかかる時間も変則的になるので鍋で作ることにします。
鍋に多めに水を張って、10分程度強火にかけます。部屋中が独特なにおいに包まれました。あまり嗅ぎなれないにおい。アジアの食卓って感じです。
米が鍋底に貼りつかないようかき混ぜながら茹でたら、お湯をある程度切って弱火にかけます。
フタをして3分くらいでしょうか。というか芯が無くなったら完成です。フタを開けたら風太君みたいに立っててくれていたら嬉しいなあ。フタと風太の語呂が気になっちゃうところですが、果たして…。
立って…る?
まずは初めてのインディカ米の感想。味見しながら感じたこと。それは、なかなかにパサつく感じと不思議な香りが特徴ですので、米に似た別のものを食べていると思った方が我々日本国民としてはすんなり受け入れられるかもしれません。ちなみに炒飯とかに合う米だと言われていますよね。
しかし、今は味より見た目。決して『立ってる』とは言えません。むしろ思いっきり寝てます。健康ランドの雑魚寝かよ。なので、これから炊飯済みのインディカ米を一粒一粒立たせていこうと思います。地道な単純作業の開始です。
まっ
たく
簡
単
だ
そうそう、ライターの高瀬さんのように水を箸先につけて米離れを良くします。先人の知恵は偉大ですね。
前世が植毛専門の職人だったかなと思い始めるぐらい時間がたったのでここまでにしました。
オエ~!
なんか米達の意志を感じます。炊飯器メーカーの人も販売促進のために考えたフレーズから、まさかこんなのは想像しなかったでしょう。だって食欲減退だもの。
クリックで大きくなります。
2~3時間やり続けて滅入ったのでここで終わりにします。すみません、芸が無くて。
きっしょくわりー
バッカじゃねぇのかこいつは