三保松原はホントに遠いのか!?

 2013/08/18  2018/05/02

今年6月、“富士山”が世界文化遺産として登録されました。“入山料”徴収のニュースとともに、未だ記憶に新しいかと思います。そして、その中でも一躍脚光を浴びた場所があります。そうです、『三保松原』です。


三保松原(みほのまつばら)は富士山の景勝地として知られていますが、ユネスコの専門機関であるイコモスは“富士山から遠い”事を理由に構成資産から除外するよう勧告をしてきました。

「構成資産から三保松原を除外することを条件に富士山の世界遺産登録を認める」

一度は落胆ムードに包まれましたが、最終的には三保松原を含めての世界遺産登録となりました。

別に地殻変動で三保松原が近づいたわけではありません。その文化的価値を関係者の皆さんがアピールし続けたことで、逆転登録につながったと言えるでしょう。遠距離を補って余りある価値があったと言う事もできます。

ただ、ひとつ釈然としないのです。一度「遠い」と言ったのに、『そんなに言うんならOK』と言わんばかりに態度を軟化させたことが。もしかしたら、ドラマティックに仕立てるためのイコモスのシナリオなのではないでしょうか。イコモスのビジネスモデルの中で、まんまと熱くなっていたのかもしれません。そうなると、除外すべき理由としていた“富士山から遠い”というのも疑問になってきます。

実はそんなに遠くないんじゃないのと思い始めています。そう思うといてもたってもいられなくなってきたので、ごたくはこの位にして実際に検証したいと思います。

◆5:50 三保松原をスタートする

三保松原から近いほかの構成資産に『村山浅間神社』という神社があります。そこをゴールに決めて、三保松原から歩いて行く事にしましょう。なぜ歩くのかというと、バスガイドが旗を持って観光客を案内する感覚でいたいのです。楽な移動手段を使うと、三保松原が離れていることを認めているような気がして。

まずはスタート地点に向かいます。

県道199号線にある浦島太郎が出てきそうな画。裏側は普通の案内標識でした。

やっと三保松原に到着しました。はるかなる太平洋!この時点で最寄りの清水駅から8km歩いてます。

海岸までうち出でてみると、早朝だというのにたくさんの人の姿が見えます。

釣りをしたり小石を海に投げたりと思い思いの時間を過ごしています。撮影クルーのような人達もいたりと、注目されている場所だと感じさせます。

心が洗われますな。

新しい『羽衣の松』。天女が舞い降りたとされる松はこれで三代目。先代から依り代(よりしろ)としての役目を引き継いだ立派なクロマツです。

「天女が舞い降りたのは今日からこの松ということにします。」

というやりとりがあったと勝手に想像してます。神社で言う遷宮みたいなものでしょうか。

『これからそっち行きますよ』風な写真が撮りたかったのですが、朝だけに遠くが霞んで富士山の位置がわかりません。上の写真に描きこんでいるのは大体の位置です。

羽衣橋のオブジェ。鳥バンバンとまって天女の鷹匠みたいになるんだろうな。しばらくは海岸線に沿って歩きます。

清水区は、エスパルスとさくらももこ推し。

私は寝てないんだ。モンスターエナジーでカフェイン摂取します。

清水清見潟公園では炎天下にもかかわらず、ご老人がパークゴルフに興じていました。

何だか植生がトロピカル。

左がJR東海道本線、右が東海道。この先で東海道に合流したかったのですが、歩いて通行することは出来ないとの看板があり大きく迂回することに。

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