下山は大砂走り!“健脚向け”富士山『御殿場ルート』を登る

 登った   2017年8月12日

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  • 山小屋の朝は早い。

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    頂上での御来光を見るためには、2時間前にはここを出ていなければなりません。

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    僕は小屋の前で御来光を迎えます。

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    好天の予感。

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    朝の4時台ですが、下には登ってくる人たちがいます。

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    4:52 赤岩八合館にて御来光。

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    小屋内に差し込む日差し。

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    朝食のハムエッグ定食は5時からいただけます。宿泊者ならいつでも食べられます。御来光見てから朝食とりにくる人も少なくありません。ごはん、味噌汁、お茶はおかわり自由です。

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    さて、頂上へ向かいますか。

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    日差しがあるとはいえ、標高3,000mを越えています。

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    ジャケットを羽織っておきましょう。

    八合目 見晴館 閉館中 <3,400m>
    6:01

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    八合目の見晴館は半壊状態です。

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    この天気ですから影富士を期待したのですが、登山道からは確認できませんでした。

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    すぐ脇に雪渓を見ることができます。

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    山頂で御来光を楽しんだ人たちが下りてきました。こういう形で混雑と鉢合わせることも。

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    高山には紫外線はつきものですので、サングラスをうまく使っていきましょう。

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    夏山登山でも『雪目』は起こりますので。

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    登山道に石が多くなってきました。落石注意の看板も散見されます。

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    頂上が見えてきました。

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    御殿場ルート山頂に到着です。

    御殿場ルート山頂 <3,700m>
    7:22

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    御殿場ルート山頂に着いた人は、だいたい富士宮ルート山頂に移動します。ここにはほぼ何もないので。

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    閉鎖中の銀明館ぐらいしかありません。

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    ここまで来たのに、このままトンボ返りするのはもったいないですしね。

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    50mくらい時計回り方向に進むと、富士宮ルートの山頂があります。

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    富士山本宮浅間大社の奥宮があります。富士宮ルート登頂者は、この鳥居が最初の記念撮影ポイントとなるでしょう。

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    横には頂上富士館、10時から営業。

     

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    奥宮の隣には山頂郵便局があります。

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    この流れで、剣ヶ峰まで行きましょう。

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    環境省設置の公衆トイレ。剣ヶ峰までは馬の背と呼ばれる傾斜を登ります。

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    富士登山の行程の中で、馬の背が一番きついと思っているのは僕だけでしょうか。

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    馬の背を登り切ったら、『富士山特別地域気象観測所』が見えてきます。お鉢巡りをする人は、ここで右に抜けてください。

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    剣ヶ峰 <3,776m>
    7:55

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    剣ヶ峰到着です。ポーズしている人がいるのは、そこに剣ヶ峰の碑があるからです。

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    “日本最高峰富士山剣ヶ峰 三七七六米”と書いています。観測所の上で作業している人がいたので、僕は日本で一番高いところにいる人間とは言えないのが残念です。

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    しっかり三角点もありますよ。大切にしましょう三角点。

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    立入禁止となっていますが、昔はこの展望台に上がることが出来ました。

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    お鉢巡りのコースも立入禁止になっていたので、このまま同じ道を通って戻ります。

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    馬の背は下りるときが危険。

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    富士宮山頂から見た御殿場ルート山頂。

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    吉田・須走ルート山頂の建物も見えます。30分くらいで向こうに行くことも出来ますが、今日はこのまま下山します。

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    こちらが閉館中の銀明館です。

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    下山のタイミングですが、毎回何をきっかけにすればいいかわからないのです。今回もぬるっと下山します。

    下山開始
    8:39

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    夏らしい入道雲の出現です。

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    時間帯的に、登ってくる人があまりいません。

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    宿泊した赤岩八号館まで下りてきました。同じ高さなのに、下山の時は息が切れないから不思議。

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    フレンドリーな小屋でオススメです。

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    砂走館のベンチでアレを装着しておきましょう。

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    そうです、スパッツです。ゲイターとも言いますね。これで靴への砂や小石の侵入を防げます。大砂走りはスパッツなしだときついです。

    大砂走り <3,020m>
    9:52

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    こちらの日の出館(休館中)の下に、大砂走りの分岐があります。

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    ここから土質が変わります。

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    登山道の踏み固められたものとは違い、サラサラとした砂状の土質です。

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    歩を進めると、このように砂の中に靴が埋まってしまいます。

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    大股で下ることができるので、あっというまに標高を減らせます。

    下り六合 <2,767m>
    10:05

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    プリンスルートとの交差地点まで下りてきました。ここは『下り六合』という場所です。

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    宝永山経由で富士宮ルートに合流することも出来ます。

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    引き続き、御殿場ルートの下山道を下っていきます。

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    左に傾いた斜面を下っているようです。カメラの水平機能がそう言ってる。

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    大股どころか、走って下ることができます。ザックをグワングワン言わせながらの、ダイナミック下山も可能。霧の中なので、前方で休んでいる人と衝突してしまいそうになるほどです。

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    いつも思うのですが、言い換えれば下山って、砂を少しずつ下に移動させる行為じゃないですか。でも登山時には、踏みしめても砂が上に移動することはないじゃないですかー。それなのに、なぜ山って同じ形を保っているんでしょうか?誰か教えてください。

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    “須山口”という新たな登山口も登場。調べてみると、須山口登山(下山)道の方が歴史は古いみたいです。“二合八勺”という地点だそうですが、須山口登山(下山)道の測り方だとそのあたりなんでしょうね。

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    霧は晴れたはずなのに、道の先がかすむほど遠い。これはだるい。単調なんですよね、とにかく。Googleマップで五合目駐車場までの距離を調べながら進みます。(ネットは常時つながる)

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    距離が縮まっていくのを確認することで、なんとか心の平穏を保っている感じです。

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    保育園がレクリエーション登山をしていました。

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    うっすら見えているのが五合目駐車場です。

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    大石茶屋の電波チックな看板が現れてきました。

    大石茶屋 <1,520m>
    11:12

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    「山頂の売店にはない当店だけのお土産です 家族や友人に おーッどうぞー」いや、どういうテンションなの(笑)

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    大石茶屋に到着。バスの出発時刻に合わせて、ここで待たせてもらうといいでしょう。その際は、何かを買うのが人情ってものかと。

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    お腹が空いてなかったので、コーラを飲みながら、若干の時間調整をさせていただきました。小屋のお父さんから、なぜか御殿場駅近くの人参湯という銭湯をイチオシされました。

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    御殿場口新五合目 <1,450m>
    11:58

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    五合目駐車場に戻ってきました。ゴールです。なんだかんだで、剣ヶ峰から4時間かかりました。

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    駐車場まで下りてきましたが、時間つぶしできる場所がありません。Mt.Fuji Trail Station(トレステ)というコミュニティースペースがあるのですが、残念ながらしっかり機能しているという印象はありません。ちょっとしたフードコーナーでもあれば、がらっと居心地が良くなるのではと思いますが…。

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    本日の富士山は曇りがちですね。これにてレポートは終了です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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    1/2と書いて『ハーフマウンテン』と読むお土産屋さんの前が、御殿場駅行きのバスのりばです。

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    まとめ

    「一番きつい」と言われる御殿場ルートでしたが、途中の山小屋で宿をとり、無理のない行程を敷くことで楽しく登ることが出来ました。
    特に序盤は道幅が広く、ストレスを感じることはありませんでした。
    健脚の方はぜひ挑戦してみてください。
    二ツ塚(双子山)や須山口登山道など、新たなコースを発見できたのが個人的には収穫です。

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