キャリアを捨てて格安SIMへ変えた

2015年10月25日

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  • 備忘録として

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    スマホの維持費って高いですよね。ガラケーの時と比べて5千円位は高い。その割には、費用に見合う様な使い方が出来ていないと思うんです。かといって、今さらガラケーには戻りたくない…。僕と同じように、こんな悩みをお持ちの方は多いはず。

    折しも2015年5月から総務省が各キャリアへSIMロック解除を義務化し、格安SIMを提供するmvnoにも音声通話プランが充実してきています。mvno各社による、“SIMロック解除をしたユーザー”の争奪戦はこれからが本番になりそうです。

    僕にとって聞き慣れないワードばかりですが、ただこれだけは言えます。mvnoへ乗り換えるなら早い方が絶対お得!!「無知は貧乏の始まり」と言います。これを機に調べて乗り換えたので、わからなかったこと、やりたかったことをまとめていきたいと思います。参考になったサイトも貼っておきます。


     

    目次

    1 お得な人は“あまり電話をかけない人”
    2 SIMフリーって?白ロムって?
    3 iPhoneとandroidの2台持ち
    4 で、実際に買った端末はコレ!
    5 au系mvnoでiPhoneが使えない!?
    6 MNPのためauショップへ行く
    7 店頭カウンターで即日開通

     

    お得な人は“あまり電話をかけない人”

    どんな人に対してもmvnoはオススメ!というわけではありません。そんなに猫も杓子もmvnoに乗り換えていたら、キャリアは通信インフラを提供するだけになっちゃいますよね。

    どうやら僕の様に、あまり通話はしないけどネットは使いたいという人はmvnoへ乗り換えてもいいと思います。ただ、@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpや@i.softbank.jpなどのキャリアメールは捨てなければならなくなるし、通信速度は総じて遅くなる(以下リンク参照)し、キャリアの保証の外側に行くことになるのだし…。とまあ不安は少なくないですが、やってみなきゃわからないことですもんね!軽い気持ちで外の世界へ飛び出しましょう。

    SIMフリーって?白ロムって?

    僕が格安SIMについて調べ始めてから、しばらくは理解が深まりませんでした。その原因のひとつに「キャリア端末」と「SIMフリー」と「白ロム」を混同していたことが挙げられます。

    ただ単純に、「家電量販店に行って端末を買って、mvnoと契約してSIMカードを差せばいいんでしょ」と思っていました。店頭にある、auとかDOCOMOとかSoftBankのブースでSIMフリーの端末が買えるものだ、と。しかし実際には、各キャリアのブースで買えるのは各キャリアの端末であって、格安SIMが使える端末ではありません。SIMフリー端末はまた別のコーナーで販売しており、キャリア端末は一線を画すものです。

    厳密に言えば、キャリアスマホのSIMロックを解除して格安SIMで使用するという選択肢もあります。キャリア3社ともSIMロックに関する対応はほぼ共通で、発売時期が2015年5月を境にして対応が変わります。2015年5月以降に発売された最新機種に関しては、契約から180日が経たないとSIMロック解除出来ません。それ以前に発売された端末に関しては、ものにもよりますがすぐにSIMロック解除可能です。

    “auのICカードロッククリア≠SIMロック解除”という看過できない論点もありますが、2015年5月以降のauスマホはLTE対応で「SIMロック解除」の対象となります。ここでは長くなるので割愛します。

    さしあたって、これまで僕が使用している激古(げきふる)端末のSIMロックの解除をするというのは毛頭考えていません。ましてや、キャリアの最新機種を契約をして180日後に解約するなんて、それが近道とは思えません。2年縛りの違約金を払うことになりますしね。そこで目を向けられるのが、SIMフリーや白ロムと言われる端末です。

    簡単に言うと、SIMフリー端末とはキャリアに属していない端末です。一方、白ロムとはキャリア端末からSIMカードを抜いただけのものなのですが、白ロムもSIMロック解除の手続きをすれば、キャリアに関わらず使用できる端末となります。どちらもネットや専門店で購入する事ができ、すでにSIMロック解除がされている場合とそうでない場合があります。

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    販売サイトのキャプチャ

    これらは初期投資こそかかれど、格安SIMと組み合わせればランニングコストを抑えることができ、やがて元を取ることもできるでしょう。(キャリア契約の更新時にSIMロック解除して乗り換えれば、初期投資さえかからないことも!)

    iPhoneとandroidの2台持ち

    今まで僕は、auの『HTC evo wimax』という2011年発売の古い機種を使っていたのですが、これを機に天下のandroid™auを脱却してSIMフリー機を購入してしまおうという算段です。時代遅れな端末なのに基本料金だけはいっちょ前に取られているのが悔しいですからね。

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    HTCのホームページより

    さらに小見出しの通り、2台持ちがしたかったわけです。と言っても両方持ち歩くのではなく、1つのSIMを入れ替えて使うということです。今日はandroid、明日はiPhoneてな具合に。まずはandroidで試運転です。

    ちなみに以下の記事によると、キャリアでもSIM入れ替えで両方使えないこともないみたいですよ。僕は最新機種のSIMフリー買うけど、と思いながら感心して読みました。

    iPhone5から最新のiPhone6sに至るまでSIMカードは“nanoSIM”です。今後はコレが主流でしょう。つまり僕が買うべきandroid端末は、同じく“nanoSIM”採用のものということになります。

    で、実際に買った端末はコレ!

    さて、ここまでくれば実際に家電量販店でSIMフリー端末を調査です。意気揚々と店頭に向かいますが、そこに並んでいるSIMフリー端末は、HUAWEIやASUSやZTEなど日本人にはなじみの少ないメーカーのものばかりです。ソニーとか東芝とかシャープとかじゃないです。どれを選べばいいのかホントに迷いますね。

    出来れば最初は心安いというか、親しみのあるメーカーでSIMフリーデビューしたいものですが…。そして、いろいろ考えて選んだのがコレです。

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    SONYのホームページより

    ソニーの”Xperia z3 compact”です。元々、海外版のSIMフリー端末なので逆輸入のような形です。日本国内で使用するので、お墨付きとも言える技適マークのついている型番D5803を購入しました。間違って技適マークのついていないD5833の方を買って日本国内で使用すると、電波法に抵触する恐れがあるとのこと。気を付けましょう。

    Amazonで注文して3日後に届きました。海外向け端末ということもあり、発送元には香港とありました。

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    Compactと言うだけあって、手のひらサイズです。最近のスマホは大きすぎると思っていたので、これくらいのサイズがちょうどよく感じます。

    他には、So-netまたは楽天モバイルの契約とのセット購入が出来る、”Xperia J1 Compact”もアリだと思います。SONYが国内市場向けに投入した格安スマホですね。

    ただ、Xperia z3 Compactは(ドコモ機SO-02Gも含め)最新バージョンのOS”Lollipop”に対応していますが、Xperia J1 Compact(OS:KitKat)には現時点(2015年10月25日)でのアップデート予告はありません。その点も考慮のポイントです。

    さて、実機を手に入れたら次はmvno選びです。

    au系mvnoでiPhoneが使えない!?

    mvnoに関して家電量販店では、「利用者が少ないから電波を掴みやすいau系がいいかも」と聞いていたので、ホントかなと思いつつも何となくau系を気にしていました。しかし、ios8ではau系mvnoは利用できないというのが通説でした。以下はau系mvnoのmineo(2015年9月よりdocomo回線利用のプランの提供開始)の見解です。

    しかし、それも過去の話。docomo系mvnoのIIJからこの夏、このような発表がありました。

    mvnoの可能性が広がった日でした。これを受けて、mineoが反省の弁を述べているのも良い印象でした。

    MNPのためauショップへ行く

    キャリアメールがなくなりGmailなどに移行するのは良いとして、電話番号まで変わるのはちょっと…と思いますよね。なので、Xperia Z3 Compactでも引き続き今の番号を使うために、auショップへMNPの手続きへ行ってきました。

    ここでひとつ言っておきたいのがevoはau ICカード非対応機(ROM機)ということです。SIM入れ替えだ!何だ!と言ってきましたが、そもそもevoにはSIMカードが存在しないのです。黙っていてすみませんでした。

    一方ネット情報で「evoなどのROM機は”SIM出し”が必要」と見ておりました。そうなると、概念的に「出したSIMの情報は、どこに留めておけばいいのだろう」と疑問が生まれるわけです。機種変更ならば、情報を移した新しいSIMカードを発行してくれるんでしょうが…。

    そんな不安をよそに、auショップで対応して頂いたことはただひとつ!以下のMNP予約番号の発行です。

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    この予約番号を使ってmvnoと契約すれば、そこで新しいSIMに電話番号を書き込んでくれるようです。

    さきほどios 8での光明が見えた件に触れましたが、au回線のmvnoにこだわる理由も特にありません。いままでDDIポケットとauとしか契約したことがなかったから「mvnoも何となくau系で」くらいの感覚でした。それよりも今は、新しいものへの興味の方が強いです。

    店頭カウンターで即日開通

    mvnoをIIJmioの音声通話機能付きSIM“みおふぉん”に絞ってみました。何と言っても、ビックカメラのBIC SIMカウンターでの即日開通が魅力です。携帯が使えない期間というのは、短ければ短いほどいいですからね。

    ビックカメラの店頭カウンターにて手続きをしてきましたよ。ひとつ懸念事項があるとしたら、SIMカードに『BIC SIM』って書いてある点でした。

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    ダサ…

    しかし、それは広告としてのデザインだったようで、実際にはdocomoのnanoSIMでした。

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    ここではメールアドレス登録などの手続きをしたり、SIMカードの代金を支払いにレジに行ったりします。SIMカードの受け渡しまで時間がかかるので、30分後にまた取りに来て終了です。

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    僕が加入したプランは、音声通話付きで3GB月額1728円(税込)という安さですが、7GB制限からいきなりの3GB制限に対応できるかという不安はあります。しかし、ダメだったら5GBや10GBのプランにすればいいのです。

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    あとすることといえば、APNの設定です。SIMカードを差しこんでも、APNの設定をするまではネットが使えません。

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    テザリングも試しましたが、それなりに使えてます。これまでスマホとモバイルWi-Fiルーターの二つの持ち歩きをしておりうんざりしてましたが、しまいにはルーター忘れるようになっても何も変わらないと気付きました。これを機に解約しました。あと元auユーザーからすると、DOCOMOの文字が新鮮です。

    最後になりますが、数ヶ月使ってみた今、デメリットと考えられることを挙げておきます。
    ・キャリアメール引き継ぎ不可
    ・通話は高くなる
    ・LINEのID検索は使用不可
    ・一部のソシャゲで位置登録不可

    これにて書きたいことは終了です。この記事では、LTEバンドなど端末との相性については触れていません。あくまで備忘録として見て頂けたらと思うのですが、前の端末が旧世代なだけに、今のところ不便は感じません。

    切り替え直後は支払い請求が山のように届きました。

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    インターネットイニシアティブ→IIJmioのこと。月額料金1728円(税込)の8日分。
    KDDI料金。当月利用料+MNP転出予約手数料+契約解除料。
    ワイヤレスゲート→モバイルWi-Fiルーター。当月利用料+違約金。

    コメント

    • はじめまして。
      Xperiaz3compactの海外版(型番D5803)を、mineoで利用を考えており使えるかネット検索したところこちらのページにたどりつきました。

      ページ主様は、ドコモ回線のICカードで利用できているという認識でお間違いないですか?
      mineoのau回線では利用できないでしょうか。。

      見当違いのご質問でしたら申し訳ございません。

      2016年5月3日 6:41 PM | えいら

    • えいらさん

      こちらのページを閲覧いただきありがとうございます。
      さて、当方はmvnoの専門知識に乏しく、自分の経験した事の周辺の知識しかお伝えできませんが、力になれればと思い調べてみました。

      >ドコモ回線のICカードで利用できているという認識でお間違いないですか?
      ええ、間違いありません。利用し始めてから9か月経ちますが、特段「こんなの聞いてなかったよ!」といった不便は感じておりません。

      >mineoのau回線では利用できないでしょうか。。
      仕様によるとD5803の対応周波数は、Band 1,2,3,4,5,7,8,13,17,20 とあります。
      一方、auの使用周波数を確認すると、Band 1,11,18,26,28,41 とのこと。
      (ちなみに、docomoの使用周波数は、Band 1,3,6,19,21,28)
      うーん、これに関しては実際に使ってないのでわかりませんが、理論上は利用できるのでしょうね。
      上記でいえば、特に東名阪で威力を発揮する“Band 3”に対応している点が大きいらしいです。
      auのメイン周波数帯である“Band 18”に非対応なのが痛いので、ここはdocomo回線に軍配ですかね。
      あと、mineoのコミュニティサイトでは、
      「昔、Z3cのD5803でAプランのmineoを使っていたことはあります。」
      という人がいましたよ。(↓ページの下方)
      https://king.mineo.jp/question-answer/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%80%9A%E4%BF%A1%EF%BC%8F%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E9%80%9A%E8%A9%B1+%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%80%9A%E4%BF%A1/2361
      ただ、電波のつかみはいまいちな模様です。
      どうしてもmineoのau回線(Aプラン)にこだわるのであれば、一度契約してみてはどうでしょうか。
      幸い、mineoにはdocomo回線も対応していてプラン変更も可能の様ですので。
      以上、責任取れないなりに調べてみましたので報告いたします。

      2016年5月5日 1:49 AM | ヒローキ

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